Momentum |
【Momentum / モメンタム】
価格変動の変化率を求めるオシレータ分析の基本です。
算出方法は直近の終値から×日前の終値を引いて算出します。 |
RSI |
【Relative Strength Index / 相対力指数】
過去一定期間内での、価格の上下変動の度合いにより、
買われ過ぎ、売られ過ぎを数値で示し、その度合を判断するものです。
一般的に70ポイント以上が天井圏、30ポイント以下が底値圏とみなされます。
RSI は相場の行き過ぎを見るのに適した指標ということがいえます。 |
ROC |
【Rate of Change / 変化率】
ROCは現在のレートと何日か前のレートの差を表わすインディケーターです。
両者間の価格差をポイントかパーセントのいずれかで表示します。 |
MACD |
【Moving Average Convergence /
Divergence Trading Method
/ 移動平均・収束・拡大トレーディング手法】
指数化された2本の移動平均(EMAもしくはMA Exponential解説参照)の方向性、乖離度などで分析します。
先行する線が遅行する線を上に抜けたら買い下に抜けたら売りというのが基本的な見方で、後は、それぞれの線についてのトレンド分析なども行われます。 |
Moving Average |
【Moving Average / 移動平均線】
ある一定の期間の終値を合計し、その期間数で割ったものを移動平均といいます。
毎日一番古い価格が平均の算出対象からはずされ、直近の価格に置き換えられます。
算出された移動平均の値を線でつないだものが、移動平均線です。
値動きを滑らかにして、分析しやすくする目的があります。 |
Oscillator |
【Oscillator / 相対性弱気指数】
「振幅を計るもの」の意味で、RSI同様買われ過ぎ、売られ過ぎの状態を数値で示すものです。
相場の天井や底を見極めるのに役立つ指標です。
オシレーター指数は、実勢値と逆に買われれば買われる程値が小さく、売られれば売られる程値が大きくなっています。 |
Stochastic |
【Stochastic / ストキャスティクス】
ジョージ・レーンにより開発されたこの分析は、直近の終値価格が一定期間のレンジ(高値安値の幅)の中でどの水準にあるかを分析します。
相場の上昇局面では,終値が価格変動幅の上限に近づき、下降局面では下限に近づくという観測結果に基づいた分析手法です。
直近の終値価格と過去5日間の価格変動の相対関係を示す%Kと、転換シグナルを示す%Dという、2本のモーメンタム・ラインが使用されます。 |
MA Exponential |
【EMA : Exponential Moving Average
/ 指数移動平均】
MA(単純移動平均)を改良したもので、直近の値が平均値に与える影響を高めた計算法です。
平滑移動平均、平滑法などとも呼ばれます。
直近のデータにより大きなウエートを置くため、単純移動平均に比べて、より早く反応します。
また古いデータをはずす際に、単純移動平均と違い、徐々に消えるように計算されます。 |
Bolinger Band |
【Bolinger Band / ボリンジャーバンド】
ジョン・ボリンジャーにより考案されたトレンド分析の技法です。
移動平均を表す線を中心にその上下に最大変動幅を示すバンドを加えたものです。
大半がこのバンドの中に収まるという統計学を応用しています。 |
Weighted MA |
【Weighted Moving Average / 加重平均線】
MA(単純移動平均)を改良したもので,直近の価格に近いものほど重要度を大きくして、一定期間(n日)平均したものです。
単純移動平均に比べると、直近の価格に対しての反応度が高くなっています。 |
Enveropes |
【Enveropes / エンベロープ】
短期の移動平均線を中心として、終値の何%という形で、一定の幅だけ上下に乖離させた値を表したものです。
価格変動の値幅やトレンドの変化などを分析します。 |
Parabolic SAR |
【Parabolic SAR / パラボリック】
B・ワイルダーが考案したトレンドフォロー系の指標で、SAR(Stop And Reverse)という2本の放物線状の点を用いて売買シグナルを見ます。
上昇するSARと価格が交差した時点が売りサイン、下降するSARと価格が交差した時点が買いサインとなります。 |
Detrended Price Oscillator |
【Detrended Price Oscillator /
DPOディーピーオー】
相場の動きから、トレンドを除去することによって、サイクルのみを抽出することを目的としたテクニカル分析手法です。
終値と(n/2)+1日前のN日移動平均との差によって求められます。 |
Average True Range |
【Average True Range / アベレージトゥルーレンジ】
W・ワイルダーが考案した分析手法で,トレンドが形成されている相場において日々のレンジトレードをより的確に成就させるための分析です。
TR(True range)の移動平均線として表されます。
TRは、当日の高値と安値の差に,前日の終値からの窓空き分を加味した値幅のことです。
DMI (Directional Movement Index)同様順張り系の指標で、
米国で開発されたテクニカル指標であるSAR (Stop And Reverse Point)を構成する要素としても活用される分析手法です。 |
CCI |
【Commodity Channel Index / シーシーアイ】
その通貨の統計的な平均値と比べて、どのくらい高いか安いかを計る分析手法です。
数値が高い時は、平均値よりも値が高いということであり、逆に数値が低い時は、平均値よりも値が安いということです。
Commodity(商品)という名前が付いていて、商品相場の分析のために考えられた手法ですが、商品だけではなく、為替・株にも有効です。 |
Ultimate Osillator |
【Ultimate Osillator / 究極のオシレーター】
ラリー・ウィリアムズが考案したオシレーター系の分析手法で、買い圧力と売り圧力をはかるテクニカル分析 です。
基本的には相場の実勢価格とオシレーターとの逆行現象を見ます。 |
William's %R |
【William's %R / ウィリアムズの%R】
ラリー・ウィリアムズが考案したオシレーター系の分析手法です。
ストキャスティクスの%Kの分子部分を高値と終値の差に代えた分析手法です。
計算式は、%R=(観測期間の最高値ー終値)÷(観測期間の最高値ー観測期間の最安値)×100 です。 |
Directional Movement |
【Directional Movement Index
/ DMI ディレクショナル・ムーブメント・インデックス】
B・ワイルダーが考案した分析手法で、 市場に方向性が存在するのか、また存在するとしたらその強さはいかほどのものかを分析の対象としています。
ADX(解説参照)等と組み合わせて分析されることがほとんどです。
ADXが上昇しているときに+DIが-DIを上抜いたら買い、ADXが下降しているときに+DIが-DIを下抜いたら売りとなります。
ADXがピークアウトしたとき(ADXがADXRを下抜いたとき)がポジションクローズです。 |
Average Directional Index |
【Average Directional Index
/ ADXアベレージ・ディレクショナル・インデックス】
DMI から作成する価格の上下にかかわらず方向性が強く出たときに増加する指数(DX)のn日平均をとったものです。
たいていの場合は、DMI と組み合わせて分析されます。
ADXがADXR(ADXをn日前のADXと足して2で割り動きを滑らかにしたもの)を下に抜けたときを、所有しているポジションを閉じるタイミングとして捉えます。
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Linear Regression Indicator |
【Linear Regression Indicator /
線形回帰分析】
最小二乗法による、回帰分析によりトレンドを計算したものです。
最小二乗法とは、それぞれの値からの差を二乗したものの和が最小となるところを求めたものです。 |